2014年01月22日

胎児はすべて知っている

「胎教」の効果については、しっかりした科学的な裏づけもあるのです。最近の研究では、胎児がものを聞いたり、考えたり、見たりできる能力のあることが科学的に明らかにされています。特にアメリカの前ハーバード大学講師で、精神科医としても活躍しているT・バーニー博士の研究は有名です。バーニー博士の著書「胎児は見ている」には、胎児が母親の声をしっかり聞いていることや母親の感情に敏感に反応する様子が記されていて大反響を呼びました。

それによると、胎生4ヵ月目では、目を細めたり、顔をしかめたりするし、くちびるをなでると、吸い始める動作をします。その後、5、6ヵ月目になると、触覚も発達し、冷たい水を母親が飲むと、嫌がって激しく足で蹴ります。冷たい水によって感じた不快感を、胎児は足で蹴ることによって表現しているのです。そればかりではありません。羊水にサッカリンなどの甘味料を加えると、胎児が羊水を飲み込む回数が倍になることがたしかめられています。

その頃の胎児にはすでに味覚があり、甘いものを好んでいることがわかります。胎生6ヵ月目になると、味覚だけではなく、聴覚も発達してきます。胎児は、母親の胎内にあって、心臓の鼓動音や胃袋のごろごろと鳴る音を、四六時中聞いています。これらの「騒音」も、胎児にとっては聞き慣れたバックグラウンドミュージックとなっているのです。

むずかる赤ちゃんに母親の心臓の鼓動の音を聞かせると安心して眠るのも、羊水に守られ安らかに暮らしていた胎内の世界を思い出すからです。胎児が聞いているのは、胎内音だけではありません。おなかの外の母親の声や父親の声にも聞き耳を立てているのです。

「ワンワンじゃない、これは犬!という子に保健婦さんも唖然」に登場した方の体験談によれば、長女が胎内の赤ちゃんに「○○○」という名前をつけて呼びかけていたら、それ以外の呼びかけには反応しなくなったと言います。これも、胎児が「○○○」と呼びかける声を問いて、それが自分の名前だと理解していることを示すものでしょう。

また母親が、生まれる前から胎児に「○月○日に生まれてね」と言い聞かせていると、その通りに生まれるということがありますが、これも胎児が声を聞いていると考えなければ理解できないことです。バーニー博士によると、胎児はものを聞いたり、感じたりするだけではなく、母親の考えていることや感じていることまでわかるといいます。これが本当ならば、胎児は超能力をもっていることになります。

では本当に、胎児は母親の感情まで理解できるのでしょうか。この疑問を解くヒントは、1925年に、生物学者で心理学者でもあるアメリカのW・B・カノン博士の研究発表によって与えられました。それは、母親から発せられるホルモンの働きによるということなのです。

母親が怒りや悲しみを感じると、それに対応するホルモンが分泌されます。そのひとつがカテーコールミアン(自律神経系統の伝達作用をつかさどるホルモンの一種)という物質です。この物質を動物や人間に注入すると、その瞬間から恐怖やパニックに襲われます。同じく胎児も、母親が分泌したカテーコールミアンによって母親と同じくパニックに襲われるようになるのです。

このように、胎児は母親の感情を、ホルモンの分泌によって理解しているわけです。母親の体内からは、セロトニン、プロスタグランディン、エンドルフィンなど、何百種類ものホルモンが分泌されています。それらのホルモンを感知することで、胎児は母親の喜怒哀楽を見事に理解しているわけです。

ですから、母親が恐怖にかられたり、強いストレスを感じると、胎児も同じように恐怖やストレスを感じます。これは胎児の成長にとっては、有害なものになります。昔から、妊婦中の母親はおだやかな気持ちで過ごさないといけない、といわれてきたのにも根拠があったのです。

母親が興奮したり、怒り狂ったりしたときに分泌されるホルモンのひとつにアドレナリンがあります。このホルモンは胎児の精神に強い衝撃を与え、傷つけます。胎児の精神や感情を不安定にしてしまうのです。ですから、妊婦は自分の感情がそのまま胎児に伝わることを意識して生活しなければならないのです。

にもかかわらず、もし母親自身が胎児の誕生を喜んでいないとしたら、その胎児はどうなるでしょうか。とても大きなマイナス的影響を受けることは十分考えられます。大人でさえ、強いストレスを感じれば、胃が痛んだり、精神的にまいってしまいます。そうした母親の感情をホルモンを通して感知する胎児は、大人に負けないくらい大きなストレスを感じるでしょう。正常な発達が阻害されたり、生後、感受性の乏しい子になったりする原因にもなるのです。

フランクフルトのコンスタンチン大学のモニカ・ルーケッシュ博士が、2000人の妊婦を調査した結果によると、出産を楽しみにしていた母親から生まれる子どもとそうでない子どもでは、出産後の精神的・肉体的健康の度合いが大きく違っていると言います。出産を楽しみにしていた母親から生まれた赤ちゃんは、そうでない赤ちゃんに比べて肉体的にも精神的にもはるかに健康であるという結果が出たのです。

新しい生命の誕生に対する母親の役割の重要さが、これでよくおわかりいただけたと思います。「胎教」とは、すなわち母親教育でもあるのです。胎児にとっては、何にもまして母親の精神的安定が重要なことだからです。そのためには、夫婦の関係が安定していなければなりません。

母親の肉体的条件が悪い状態で生まれる赤ちゃんよりも、夫婦関係が冷え冷えとしているときに生まれる赤ちゃんのほうが、精神的、肉体的に障害をもって生まれる確率が高いという調査もあります。このように、胎児の環境は、夫婦関係のよさ、悪さによっても大きく左右されているのです。
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2013年12月17日

胎教の重要性

「才能逓減の法則」では、3歳の子よりも2歳、2歳の子よりも1歳の子により高い能力があるとしています。早期教育も、いちばん能力が高い0歳から始めるのが最も理想的なのです。さらに、実は0歳以前、すなわち胎児のときから教育をしたほうが、もっと効果的なことがわかってきました。

要するに「胎教」ですが、目も耳も聞こえない胎児に、どうやって教育するのか、と疑問をもたれる方もおられるかもしれません。そのような疑問に答えるには、アメリカ人と結婚したSさんが、4人の天才児を育てた例が参考になります。

Sさんは、胎児教育によってIQ160以上の天才児を育てているのです。Sさんの長女は1歳で大人に本を読んで聞かせるほど能力が発達していました。5歳のときには、幼稚園から小学校と中学校を飛び越して高校へ行き、11歳でマスキンガム大学の医科大学予科生になりました。14歳のときには大学の学位を修め、16歳で大学院に進んでいます。

長女の天才ぶりについては、指導教授であるジョージ・パーパス・イリノイ大学教授が「16歳の娘が、平均年齢25歳の研究室の中で、まったく年の差を感じさせないほどの才能を発揮しているのは事実である」と述べていることからも明らかです。

次女も13歳で大学に通い、三女も11歳で高校の過程を学び、末っ子も9歳で中学3年生の勉強をしています。これだけを聞いたのでは、彼女たちはIQが高い家系の生まれに違いない、という疑いをもつかもしれません。

しかし、Sさんも、元機械工の夫J氏も、IQは120ぐらいで平均より少し上といった程度の数字です。つまり、4人の天才児は遺伝によって生まれたのではない、ということなのです。では、何によってふつうの親から天才児が生まれたのでしょうか?答えはおわかりだと思いますが、胎児のときの教育、つまり「胎教」にその秘密があります。

Sさんの夫J氏は、赤ちゃんは生まれる前から学ぶことができる、という信念をもっていました。そして、Sさんが妊娠したとき、この信念に基づいて、胎児への教育を始めたのです。胎児を一人前の子どもとして認め、自然の美しさを語り聞かせたり、絵本を読んであげたりしたのです。また、モーツァルトやビバルディの音楽を流して、子どもの幸せそうな顔をイメージしました。

そのような胎教によって、平凡なIQの両親から天才児が生まれるようになったのです。これこそ早期教育そのものと言っていいと思います。この例からも胎教の重要さがわかっていただけるでしょう。

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2013年11月12日

素質、性格も3歳までにほぼ決まる

人間を親と思って育った雁が、やがて空を飛べるようになる感動的な映画「グース」をご覧になった方もおられるでしょう。雁のひな鳥たちは卵の殼を破って、この世界に生まれたときに、まっさきに目に入った動くものを自分の「親」だと思いこむといいます。これは脳への「刷りこみ」と呼ばれる現象です。

この現象によって、「グース」では、ひな鳥たちが最初に殻を破って見た女の子を自分の「親」だと思いこみました。そして、その「親」の後をいつもついて歩くようになり、鳥として空を飛ぶという本来の姿を学習する機会を失なってしまったのです。映画では、飛行機を使ってこの雁の子どもたちに飛ぶということを教えます。飛べる翼を持っていても、「親」が飛ばない限り、雁の子どもたちは飛ぶ技術を修得することができなかったのです。

つまり、雁の素質や性格は、卵の殼を破ってからのわずかな時間に決定されるわけです。ですから、その瞬間は、大切なものなのです。この刷りこみ、すなわち「インプリンティング」が動物の本能になり、自分の身を守る学習になるわけです。

これは比較行動学のローレンツ博士が確立した考えですが、博士によれば、この「インプリンティング」にも時期があり、それを逃せば二度とやり直しが効かなくなるということなのです。人間にとっては、この「インプリンティング」に当たる期間が、やはり3歳までなのです。3歳までに学んだことや習慣、性格はそのまま大人になってもほぼ変わらないのです。

3歳までにいい習慣を覚えれば、それはいつまでも続きますし、逆に悪い習慣を身につければ、それを止めることはなかなかできなくなるのです。日本のことわざの「3つ子の魂、100まで」は、そのことを実に巧みにズバリと表現しています。3歳までに覚えたことは、100歳になっても忘れない、ということですが、これはまさに早期教育の重要性を意味しています。

脳細胞は約140億個と言われていますが、脳の成長を見ると、生まれてからの3年間で、その7、8割を終えてしまいます。「鉄は熟いうちに打て」とも言います。何事であれ、まだ固まらない柔らかい時期に、その型を作りあげなければならないのです。固く冷めてしまってからでは打っても歯が立ちません。鉄も、熟いどろどろした液体のときには、どのような形にもすることができます。それこそ鍋でも釜でも、風鈴にでもできます。

3歳までの幼児が、この熱い鉄の液状の状態なのです。幼児はみな本質的に学びたがっています。ですから3歳までの大切な時期に学ぶ楽しさ、素晴らしさを幼児にしっかりと伝えるのです。そうすれば、あとは自分から進んで楽しく学ぶように成長していくのです。学ぶことが苦ではなくなるのです。

3歳までの幼児の学習能力について、次のような10項目の特徴を挙げています。

  1. 学習の過程は、誕生時、あるいはそれ以前に始まる

  2. 赤ちゃんはみな、学習への情熱をもっている

  3. 幼児は、食べるよりも学ぶほうが好きだ

  4. 子どもは、遊ぶよりも学ぶほうがずっと好きだ

  5. 幼児は、成長することが自分の仕事だと信じている

  6. 小さな子どもは、今すぐにでも大きくなりたいと願っている

  7. 子どもはみな、学習は生きていくための技術だと信じている

  8. そのように信じることは正しい

  9. 幼児はあらゆるものを、今すぐに学びたいのだ

  10. 算数は、学ぶに値するもののひとつである




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2013年10月20日

知能は幼児期の環境が育てる

ですから、幼児期の教育環境がとても重要なのです。このことを建築学や工学でよく知られている「機能が構造を決定する」という理論から考えてみましょう。その建物を何に使うかによって、建物全体の構造も決まる、というのが「機能が構造を決める」という理論です。

たとえば、その建物を住宅に使うのか商店にするのかで、全体の設計は大きく違ってきます。また、店にするならば、その店がどんな商品を扱うか(機能)によっても、スペース(構造)の取り方は違ってくるわけです。それと同じように脳をどう使うか(機能)によって、脳の能力と大きさ(構造)が決定されるのです。

だから、脳の機能を使わない環境に置かれると、幼児の脳は発達しないばかりではなく、正常な知能も阻害されてしまうということも起こるわけです。ドーマン博士は、知的障害児がそうであるのは学習する機会が与えられなかったからだと述べています。たとえば、ベッドにしばりっけられたり、納戸に閉じこめられることによって、脳の機能を発達させる機会を奪われた結果だというのです。

脳(機能)を使わなかったので、脳の発達(構造)がなかったということです。もし、天才のレオナルド・ダ・ヴィンチやエジソン、シェークスピアなどが、大切な幼児期に納戸に閉じこめられるような環境に置かれたら、その能力が発揮されるどころか障害児のようになっていたかもしれない、とさえ指摘しています。表現を変えれば、知能は胎児や乳幼児期の環境が育てる、と言ってもいいでしょう。

これをよく示しているのが、幼児のバイオリン教育で世界的に知られている鈴木鎮一氏の教育法です。鈴木氏は、バイオリンを弾くのは素質ではなく、幼児期の育て方ひとつだと言っています。鈴木氏が幼児にバイオリンを教えるきっかけになったのは、日本人ならば誰でも日本語を話す、という事実からでした。日本人が日本語を話すのは当たり前じゃないか、という疑問をもたれる方もいるかもしれません。しかし、これはよく考えると、当たり前のことではないのです。

何らかの事情で、海外で幼児期を過ごした子どもは、たとえ日本人であっても現地語を話すようになるからです。両親が日本人でも、アメリカで生まれて育てられれば、英語がペラペラのバイリンガルの子どもになるでしょう。日本人の幼児が日本語を話し、アメリカ人の幼児が生まれながらに英語を話すのは、人種や民族の違いではなく、その幼児が日本語を話す環境に生まれ育ったか、英語を話す環境にあったのか、という「環境」の違いによるのです。

鈴木氏はここに注目して、日本で生まれ育った子どもが自然に日本語を覚えるように、自然にバイオリンを学べる環境に幼児を置いたら、自然にバイオリンを修得し、立派に弾けるようになるのではないだろうか、と考えました。この考えが間違っていなかったのは、「鈴木バイオリン教育」で江藤俊哉、豊田耕児、志田とみ子、小林健次などの世界的なバイオリニストが生まれたことを見ても理解できます。それだけではなく、幼い子どもたちの高度な演奏は、カザルスやグルミュオなどの巨匠をも驚嘆させるほどでした。

環境が整っていれば、幼児はバイオリンを弾くことができるし、英語を話すことだってできるのです。そして、それを可能にするのが幼児期の効果的な訓練なのです。それによってバイオリンを弾く能力が育ち、やがてそれが一流の才能となっていくのです。

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2013年09月26日

潜在意識に直接働きかける

このようなアルファー波の出る幼児期を別な言葉で言えば、潜在意識が最も働く時期とも言えます。潜在意識についてはご存じかとも思いますが、顕在意識の下にあって天才的な素質を引き出す部分です。私たち大人ではふつう顕在意識を使って生活しています。

たまに潜在意識の働きで第六感がさえたり、火事場の「馬鹿力」が出たりします。成功者や才能豊かな人は、この潜在意識を有効に使える人たちです。大事なことは、胎児、幼児のときの働きかけいかんで、この潜在意識の質のよさが決まり、それがその人の一生の才能や素質を決定するということです。

幼児のときは、まだ顕在意識は育っていませんが、潜在意識がむき出しになっていて、すべてのものをそのまま吸収してしまいます。よいも悪いも一切をそのまま吸収するので、前に紹介しましたようにオオカミに育てられれば、幼児はそのままオオカミの習性を100パーセント受け入れてしまうのです。

もしこの時期に「赤ちゃんの可能性は無限である」と信じて、豊かな教育環境のなかで、かっ適切な教育プログラムにそって育てれば、多くのお母さんたちの体験談にありましたように、それに応じて豊かな才能が見事に花開くのです。顕在意識が育ってからの学習方法と、潜在意識が活発な幼児期の学習方法はまったく違います。

顕在意識が発達してくると、どうしてもそれまでに得た情報や経験に照らし合わせて新しい情報を取り入れます。そのため情報をダイレクトにそのまま吸収できにくくなるのです。一方、3歳までは潜在意識が活発に働いているので、学習する難易度に関係なく、入ってくる情報をそのまま吸収してしまいます。

ですから、英語であろうとフランス語であろうと、また高度な数学や複雑な漢字、たとえ百科事典でもすべてそのまま記憶してしまうのです。そればかりか、バイオリンやピアノなどを演奏したりする音楽や運動でもそのまま楽々と吸収してしまうのです。その吸収力はまさに驚くべきもので、感動的なものです。

さらにいえば、この時期に親から与えられる愛情や人格的なものまで、すべてそのまま吸収してしまいます。赤ちゃんは親の後ろ姿をしっかりと見ているのです。何度もくり返しますが、潜在意識が活発に働く幼児期にこそ、質の高い体系化された早期教育が必要なのです。

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