2015年07月22日

一日の好スタートを切るために

休み明けの早朝、自宅からバス停に向かう途中、下水道工事が行なわれている場所を通った。工事はまだ始まっていなかったが、作業服を着た中年男性が2人、立ち話をしていた。横を通りかかった私は、背の高いほうの人と目が合った。彼は笑顔を浮かべ、

「お早うございます」

と、声をかけてきた。そして、

「ご迷惑をおかけします」

と、つけ加えた。私も立ち止まって、

「お早うございます」

と応じ、

「大変ですね」

と、ひと言加えた。

「いつまでかかるんですか?」

「3週間の予定です」

こんなやりとりを交わして、その場を離れたが、いい気分を味わった。その気分はバス停まで続き、間もなくやってきたバスに乗り込むとき、運転手さんに、「お早うございます」と、上機嫌で声をかけたものである。

「お早うございます」と、たったひと言、声をかけられただけなのに、それは私の心を浮き浮きさせてくれた。一日の始まりである朝、挨拶があると、人は好スタートが切れるのだ。

職場でも、ドアを開けて、

「お早う」

と、明るく爽やかな口調の挨拶とともに、上司が姿をあらわすと、空気が明るくなる。

「いやあ、間違って、女性専用車に乗りそうになって、若い女性に注意されちゃったよ。ハハハ」

屈託なく笑う上司に、部下が問いかける。

「で、どうしたんですか?」

もう一人の部下が、たたみかけるように言う。

「そのまま乗った?」

「さあね」

と、笑いなからかわす上司。

こんなやりとりが交わされれば、一日のスタートは上々だろう。

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2014年01月22日

胎児はすべて知っている

「胎教」の効果については、しっかりした科学的な裏づけもあるのです。最近の研究では、胎児がものを聞いたり、考えたり、見たりできる能力のあることが科学的に明らかにされています。特にアメリカの前ハーバード大学講師で、精神科医としても活躍しているT・バーニー博士の研究は有名です。バーニー博士の著書「胎児は見ている」には、胎児が母親の声をしっかり聞いていることや母親の感情に敏感に反応する様子が記されていて大反響を呼びました。

それによると、胎生4ヵ月目では、目を細めたり、顔をしかめたりするし、くちびるをなでると、吸い始める動作をします。その後、5、6ヵ月目になると、触覚も発達し、冷たい水を母親が飲むと、嫌がって激しく足で蹴ります。冷たい水によって感じた不快感を、胎児は足で蹴ることによって表現しているのです。そればかりではありません。羊水にサッカリンなどの甘味料を加えると、胎児が羊水を飲み込む回数が倍になることがたしかめられています。

その頃の胎児にはすでに味覚があり、甘いものを好んでいることがわかります。胎生6ヵ月目になると、味覚だけではなく、聴覚も発達してきます。胎児は、母親の胎内にあって、心臓の鼓動音や胃袋のごろごろと鳴る音を、四六時中聞いています。これらの「騒音」も、胎児にとっては聞き慣れたバックグラウンドミュージックとなっているのです。

むずかる赤ちゃんに母親の心臓の鼓動の音を聞かせると安心して眠るのも、羊水に守られ安らかに暮らしていた胎内の世界を思い出すからです。胎児が聞いているのは、胎内音だけではありません。おなかの外の母親の声や父親の声にも聞き耳を立てているのです。

「ワンワンじゃない、これは犬!という子に保健婦さんも唖然」に登場した方の体験談によれば、長女が胎内の赤ちゃんに「○○○」という名前をつけて呼びかけていたら、それ以外の呼びかけには反応しなくなったと言います。これも、胎児が「○○○」と呼びかける声を問いて、それが自分の名前だと理解していることを示すものでしょう。

また母親が、生まれる前から胎児に「○月○日に生まれてね」と言い聞かせていると、その通りに生まれるということがありますが、これも胎児が声を聞いていると考えなければ理解できないことです。バーニー博士によると、胎児はものを聞いたり、感じたりするだけではなく、母親の考えていることや感じていることまでわかるといいます。これが本当ならば、胎児は超能力をもっていることになります。

では本当に、胎児は母親の感情まで理解できるのでしょうか。この疑問を解くヒントは、1925年に、生物学者で心理学者でもあるアメリカのW・B・カノン博士の研究発表によって与えられました。それは、母親から発せられるホルモンの働きによるということなのです。

母親が怒りや悲しみを感じると、それに対応するホルモンが分泌されます。そのひとつがカテーコールミアン(自律神経系統の伝達作用をつかさどるホルモンの一種)という物質です。この物質を動物や人間に注入すると、その瞬間から恐怖やパニックに襲われます。同じく胎児も、母親が分泌したカテーコールミアンによって母親と同じくパニックに襲われるようになるのです。

このように、胎児は母親の感情を、ホルモンの分泌によって理解しているわけです。母親の体内からは、セロトニン、プロスタグランディン、エンドルフィンなど、何百種類ものホルモンが分泌されています。それらのホルモンを感知することで、胎児は母親の喜怒哀楽を見事に理解しているわけです。

ですから、母親が恐怖にかられたり、強いストレスを感じると、胎児も同じように恐怖やストレスを感じます。これは胎児の成長にとっては、有害なものになります。昔から、妊婦中の母親はおだやかな気持ちで過ごさないといけない、といわれてきたのにも根拠があったのです。

母親が興奮したり、怒り狂ったりしたときに分泌されるホルモンのひとつにアドレナリンがあります。このホルモンは胎児の精神に強い衝撃を与え、傷つけます。胎児の精神や感情を不安定にしてしまうのです。ですから、妊婦は自分の感情がそのまま胎児に伝わることを意識して生活しなければならないのです。

にもかかわらず、もし母親自身が胎児の誕生を喜んでいないとしたら、その胎児はどうなるでしょうか。とても大きなマイナス的影響を受けることは十分考えられます。大人でさえ、強いストレスを感じれば、胃が痛んだり、精神的にまいってしまいます。そうした母親の感情をホルモンを通して感知する胎児は、大人に負けないくらい大きなストレスを感じるでしょう。正常な発達が阻害されたり、生後、感受性の乏しい子になったりする原因にもなるのです。

フランクフルトのコンスタンチン大学のモニカ・ルーケッシュ博士が、2000人の妊婦を調査した結果によると、出産を楽しみにしていた母親から生まれる子どもとそうでない子どもでは、出産後の精神的・肉体的健康の度合いが大きく違っていると言います。出産を楽しみにしていた母親から生まれた赤ちゃんは、そうでない赤ちゃんに比べて肉体的にも精神的にもはるかに健康であるという結果が出たのです。

新しい生命の誕生に対する母親の役割の重要さが、これでよくおわかりいただけたと思います。「胎教」とは、すなわち母親教育でもあるのです。胎児にとっては、何にもまして母親の精神的安定が重要なことだからです。そのためには、夫婦の関係が安定していなければなりません。

母親の肉体的条件が悪い状態で生まれる赤ちゃんよりも、夫婦関係が冷え冷えとしているときに生まれる赤ちゃんのほうが、精神的、肉体的に障害をもって生まれる確率が高いという調査もあります。このように、胎児の環境は、夫婦関係のよさ、悪さによっても大きく左右されているのです。
posted by kosodate at 17:00| 証明された「能力」 | 更新情報をチェックする

2013年12月17日

胎教の重要性

「才能逓減の法則」では、3歳の子よりも2歳、2歳の子よりも1歳の子により高い能力があるとしています。早期教育も、いちばん能力が高い0歳から始めるのが最も理想的なのです。さらに、実は0歳以前、すなわち胎児のときから教育をしたほうが、もっと効果的なことがわかってきました。

要するに「胎教」ですが、目も耳も聞こえない胎児に、どうやって教育するのか、と疑問をもたれる方もおられるかもしれません。そのような疑問に答えるには、アメリカ人と結婚したSさんが、4人の天才児を育てた例が参考になります。

Sさんは、胎児教育によってIQ160以上の天才児を育てているのです。Sさんの長女は1歳で大人に本を読んで聞かせるほど能力が発達していました。5歳のときには、幼稚園から小学校と中学校を飛び越して高校へ行き、11歳でマスキンガム大学の医科大学予科生になりました。14歳のときには大学の学位を修め、16歳で大学院に進んでいます。

長女の天才ぶりについては、指導教授であるジョージ・パーパス・イリノイ大学教授が「16歳の娘が、平均年齢25歳の研究室の中で、まったく年の差を感じさせないほどの才能を発揮しているのは事実である」と述べていることからも明らかです。

次女も13歳で大学に通い、三女も11歳で高校の過程を学び、末っ子も9歳で中学3年生の勉強をしています。これだけを聞いたのでは、彼女たちはIQが高い家系の生まれに違いない、という疑いをもつかもしれません。

しかし、Sさんも、元機械工の夫J氏も、IQは120ぐらいで平均より少し上といった程度の数字です。つまり、4人の天才児は遺伝によって生まれたのではない、ということなのです。では、何によってふつうの親から天才児が生まれたのでしょうか?答えはおわかりだと思いますが、胎児のときの教育、つまり「胎教」にその秘密があります。

Sさんの夫J氏は、赤ちゃんは生まれる前から学ぶことができる、という信念をもっていました。そして、Sさんが妊娠したとき、この信念に基づいて、胎児への教育を始めたのです。胎児を一人前の子どもとして認め、自然の美しさを語り聞かせたり、絵本を読んであげたりしたのです。また、モーツァルトやビバルディの音楽を流して、子どもの幸せそうな顔をイメージしました。

そのような胎教によって、平凡なIQの両親から天才児が生まれるようになったのです。これこそ早期教育そのものと言っていいと思います。この例からも胎教の重要さがわかっていただけるでしょう。

posted by kosodate at 08:00| 証明された「能力」 | 更新情報をチェックする
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